「下着ユニバ」騒動で投稿女性が謝罪へ… 人気コスプレイヤーは別の問題点を指摘

USJでの露出コスプレがネットで物議を醸している。とあるコスプレイヤーは今回の件には別の問題点が潜んでいるとも。

■USJ側の反応は?

USJはコスプレのルールをHPに掲載しており、「パークでは仮装など、さまざまな服装でパークを楽しむゲストを歓迎しています」(公式サイトより)とあるよう、コスプレ入場についてはフリーの状態。とはいっても、顔が確認できない被り物、ヘルメット、特殊メイクなど細かいケースをNG項目に挙げており、「過度な露出」も禁止項目の一つだ。

騒動を受けUSJ公式Twitterアカウントは19日に「公序良俗に反する服装やパークにふさわしくない過度な露出はお断り、退場いただく場合があります。ご来場前にご確認下さい」と投稿し再び注意喚起を行なっている。


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■コスプレイヤーは別の問題点を…

ツイッターフォロワー8万人を抱える20代の人気コスプレイヤーは、「あれは私たちから見てもコスプレじゃなくて下着。パンティストッキングを着用しているか写真などではわかりませんが、コミケやワンフェスなど普段のコスプレイベントだったらNGくらう露出度です」とTwitter勢の論調に同意する。

その一方で、「いま人気のファッションアプリなどを見るとわかりますが『コスプレ』というジャンルに入っているのは、『バニーガール』『メイド』『ナース』と名ばかりの高露出な“ナイトウェア”ばかり。キャラものじゃなく、“オリジナルもの”と言われるコスプレの定義が麻痺してしまう構造があるのも確か」とも語る。

「夏に、キャミソール+ショートパンツは容認されるのに、ハロウィンに同じくらいの露出度は下着とみなされるのは不平等にも感じる部分もあります。何が良くて、何がだめなのか、事前にパーク側に確認すれば問題ありませんが、そこまでみんなしないのが現状でしょう。時代の流れに合わせ、コスプレ慣れしていない人が勘違いしないようUSJ側のレギュレーション厳格化、スタッフ見回りを強化するなどの対策も必要と感じました」(20代コスプレイヤー)。

趣味で行うコスプレにもしっかりしたTPOが必要というわけだ。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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