レトロRPG、トラウマ必至な「胸糞シーン」3選 “豚”の正体が…

レトロゲームの中には「胸糞」展開なストーリーの作品も多いようで…。

2022/10/19 04:30

ファミリーコンピュータ・ファミコン

作品によっては、王道的なストーリーを展開するものから、陰鬱な最後を迎える作品も存在するゲーム。今回は、「胸糞が悪い」と言われるストーリー展開や設定を持つレトロRPG作品を3つ紹介したい。


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■救われないエンディング

まず最初に紹介するのは、1986年にPC-6001mkII用として発売された『アスピック』だ。同作は、『リザード 』の続編にあたり、PCRPG黎明期に発売されたゲーム。

主人公・サムソンが魔蛇王アスピックに攫われた姫を助けるべく冒険へ。その後、アスピックを倒し、無事姫を救い城に戻ったものの、城ではサムソンが「アスピックの呪いにかかった」という話が持ち上がり、王によって身ぐるみを剥がされ、城を追放されてしまう。王に対して復讐を誓ったサムソンは、モンスターを仲間に加えて城を襲撃。

最後に、アスピックの居た塔に入ると、サムソンの体が変化し、「わたしは アスピック…」と語る…というもの。近年の作品では、胸糞ストーリー以外にも救いのあるエンディングが用意されていることが多いのだが、同作のエンディングは1つのみ。まさに救われないストーリーとなっているのだ。

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■「豚」の正体がトラウマに…

続いては、PCエンジンから発売されたJRPG『天外魔境Ⅱ』だ。ストーリー内で浜田村という豚製品を名産としている村にたどり着くのだが、この村が「天外魔境IIの中でも屈指の地獄」と呼ばれている。

というのも、浜田村には「隣の村のほうからたくさん豚がやってくる」という謎の現象が起きており、その豚たちは人の顔をじっと見たり、話しかけるように鳴いたりする変わった豚なのだという。

お察しの人も多いかもしれないが、この豚はボス敵に姿を変えられた隣村の住民たちであり、助けを求めて近くの村へ逃げたものの、みな捕まって名産品にされてしまっていた…というなんとも胸糞悪いストーリーとなっている。

その後、真実を知った村人たちが泣きながら嘔吐する様子が描かれていたりと、表現し難いキツさにトラウマを抱えた人もいるのではないだろうか。

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■悲しくも激重エンディング