目黒蓮、『silent』の演技が業界内でも好評 手話にかける「特別な思い」
ドラマ『silent』での「手話演技」で注目されている目黒蓮。現場でも地道な努力を積み重ねていて…。
現在放送中のドラマ『silent』(フジテレビ系)が好評だ。作中でのSnow Man(スノーマン)・目黒蓮の「耳が聞こえない青年」の演技に注目が集まっている。
目黒は、手話に対して「特別な思い」を持っているようで…。
■切ない物語
『silent』は、川口春奈演じる主人公が学生時代の恋人である目黒と偶然再会する物語。ただ、目黒は難病である「若年発症型両側性感音難聴」を患い、耳がほとんど聞こえないという設定だ。
主人公は現在の恋人とかつて愛した人への思いに揺れていく──。6日に放送された第1話では、目黒が川口と偶然再会し、困惑しながら張り裂けそうな表情を浮かべ、自分の気持ちを手話で伝えるシーンがSNSで話題になった。
■現場での評判は…
目黒は2020年にSnow Manとしてデビュー。端正な顔立ちと身長185センチという抜群のスタイルを併せ持ち、グループの中でも人気が高い。
仕事は順調だが、『silent』の撮影には謙虚な姿勢で臨んでいる。あるテレビ局関係者が語る。
「現場入りすると、ベテランから若手、裏方のスタッフまで全員に『よろしくお願いします』と大きな声で挨拶しているそうです。滝沢秀明さんの『滝沢歌舞伎』でみっちり鍛えられているだけあって、誰に対しても礼儀正しく、しっかりしている印象です」(テレビ局関係者)。
■「撮影の合間に練習」
今作に欠かせない「手話」にも力を入れている。「クランクインの数ヶ月前から練習を重ねていましたが、目黒さんは非常に呑み込みが早いと評判だったそうです。ただ、本人的にはまだ納得できないのか、今も撮影の合間に手話の練習を欠かさずやっているといいます」(前出・テレビ局関係者)。
ある芸能事務所関係者は、目黒が演じる役の難しさを語る。「耳が聞こえない役となると、セリフではなくちょっとした表情や仕草が重要になります。その点、目黒さんは単に手話を丸暗記するのではなく、表情と合わせてどう表現するかをしっかり考えていると思います。業界内でも彼の演技を評価する声が多いですよ」(芸能事務所関係者)。
■手話に対する思い
前出の芸能事務所関係者は、目黒の手話にかける思いを語る。「1年ほど前に出演した舞台『滝沢歌舞伎』である曲を歌う際、よりたくさんのファンに自分の思いを届けたいと思い、手話を勉強していたそうです。今回学んだことも単なる”ドラマの役作り”では終わらせず、グループのコンサートや舞台をやる時に生かしたいと考えているのではないでしょうか」(前出・芸能事務所関係者)。
「特別な思い」で難しい手話を吸収していく目黒。彼の気持ちはたくさんの人に届くはずだ。
紬と想がカフェで語り合うシーン。
朝は、#川口春奈 さんの手話の練習風景をご覧頂きましたが、今度は #目黒蓮 さんの練習の様子です❕
指文字で「そ・う」と名乗っています!!#silent pic.twitter.com/wFQb9lD12F
— 「silent」川口春奈×目黒蓮(Snow Man)❄️3話は10月20日OA 木10ドラマ公式❄️ (@silent_fujitv) October 14, 2022
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)