眼球に23枚もコンタクトレンズが… 眼科医が装着しながら就寝する危険性を提唱
眼球から緑色のコンタクトレンズが次々と出てくるシーンに、世間は震撼。
視力の矯正には欠かせないメガネやコンタクトレンズ。またカラーコンタクトはオシャレのアイテムにもなっている。アメリカ・カリフォルニア州の眼科医が公開した動画が世間を震撼させていることを、『The Sun』や『Oddity Central』などの海外メディアが報じた。
■眼科を訪れた高齢女性
このたびカテリーナ・カーティーヴァさんという女性が、「california_eye_associates」のアカウント名でInstagramにある動画を公開した。
数日前、カリフォルニア州のニューポート・ビーチで眼科医をしている彼女のもとに、高齢の女性が「目の調子がおかしいので診てほしい」と訪れた。さっそく診察すると、眼球にコンタクトレンズが張り付いていることが判明したという。
■緑に変色していたレンズ
綿棒や手術のための器具を用いて上瞼を大きくめくってみると、緑色に変色したレンズが互いにくっつき合った状態で次々と姿を現した。
最終的にはなんと23枚ものレンズが眼球の裏から摘出され、患者の女性も仰天。「レンズをしたまま就寝し、そのことを忘れて翌朝になると新しいものを着けていたのかも…」と話したそうだ。
■Instagramで注意喚起
カテリーナさんは、Instagramで「コンタクトレンズをつけたまま絶対に就寝しないで」と注意喚起をしている。レンズを装着したまま眠ると、シュードモナス菌(緑膿菌)が繁殖して感染性角膜炎を引き起こし、角膜移植手術が必要になるケースや、最悪の場合、失明するケースもあるそうだ。
またレンズによっては、瞳に酸素が行き届かないことで角膜浮腫や角膜内皮細胞の乾燥につながり、痛み、潰瘍や炎症が容易に引き起こされるという。
■カラコンは必需品?
Sirabee編集部が、カラーコンタクトを使用したことがある全国10~60代の女性123名を対象に調査を実施したところ、17.9%が「カラコンがないと生きていけない」と回答した。
女性の「目を大きく見せたい」「外国人風になりたい」といった望みを叶えてくれるカラコンは、現代ではもはやメイクのひとつとも言える。だが、異物を目に入れていることに違いないため、取り扱いには十分な注意が必要だ。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)
対象:全国の10代~40代、カラーコンタクトを使用したことのある女性123名(有効回答数)