杉村太蔵、旧統一教会めぐる岸田首相のブレに苦言 「何を信じればいいのか」
旧統一教会をめぐる岸田文雄首相のブレを、元自民党議員の杉村太蔵が厳しく批判した。
■「コロコロ変わる」との指摘にも同意
その後も杉村は、「ところが、ずーっとこれまでは判例に基づいて慎重に検討すると」「(鈴木)エイトさんが『コロコロ変わる』と。ホントその通りなの!」と指摘。
「『著しく公共の福祉に反しない限りは』と。この“著しく”って、やっぱ刑事罰がないとなかなか難しいんだと、信教の自由の観点からって。先週までの説明って一定の合理性があるなと僕は思ってたんですけど、急にでしょ?」と続け、方針が一貫しない首相の姿勢を批判した。
■「何を信じればいいのか」
さらには、「これだとね、岸田さんのこれからの言葉、何を信じればいいのかっていう」と、首相自身への不信感も口に。
最後は、「政治が非常に厳しくなってしまうんじゃないかなっていうのが、僕の感想ですね」と結び、政治全体にまで悪影響が広がることを懸念している。
各社の最新世論調査では、ついに支持率が危険水域と言われる2割台にまで落ち込んでいる岸田首相。支持率低下の裏には、こうした不信感も影響しているのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)