杉村太蔵、旧統一教会めぐる岸田首相のブレに苦言 「何を信じればいいのか」
旧統一教会をめぐる岸田文雄首相のブレを、元自民党議員の杉村太蔵が厳しく批判した。
16日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、元自民党議員の杉村太蔵がレギュラー出演。旧統一教会(世界平和統一家庭連合)をめぐる岸田文雄首相の発言のブレに、「何を信じればいいのか」などと苦言を呈した。
■突如変わった方針
これまで、旧統一教会の解散命令について「慎重に判断する必要がある」などと否定的な姿勢を示していた岸田首相。
しかし先日には、近く、消費者庁の有識者検討会が宗教法人法に基づく調査要求を含む提言をまとめることを踏まえ、調査を実施するよう文部科学相に指示することを検討していると、複数社にて報じられていた。
■調査が遅すぎると指摘
これについてコメントを求められた杉村は、「この一連の岸田さんの対応を見てますとね… 総理が会見で『この団体は社会的に問題があるから一切付き合わない』と。内閣総理大臣がですよ? そこまで言い切ったと」と、これまでの首相の発言を前置き。
続けて、「で、もしですよ? 調査権を発動するんだったらそのタイミングで言わないとおかしいですよ」と、教団との関係を断つと宣言した時点で行うべきだったと苦言を呈した。