嵐が去った海岸に打ち上げられた大量の危険生物 触れると指を落とすことも…

危険すぎて鳥も食べない? 嵐の後の砂浜に打ち上げられたのは、強力なパンチ力を持つアイツ。

2022/10/16 05:15

無人島・ビーチ

大きな嵐が去った後の海岸では、珍しい貝殻や魚など思わぬ発見があるかもしれない。しかし、とある危険な生き物が大量に打ち上げられた結果、うかつにビーチコーミングもできない状態になってしまったようだ。

【動画】海岸に打ち上げられた大量のシャコ


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■なぜかシャコばかり…

アメリカ・デラウェア州にあるデラウェアシーショア州立公園を含む海岸では、10月頭に発生した大きな嵐の後に、シャコの目撃情報が数多く寄せられている。

同公園がInstagramで公開した映像では、波によって浜辺に打ち上げられたシャコが数十センチ間隔で並んでいることから、相当な数であることが推測できる。

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■海のハードパンチャー

シャコはエビに似た姿を持つが、漁師からは「サムスプリッター(親指裂き)」という別名でも呼ばれている。攻撃的な習性で人やペットを傷つける可能性があると、地元メディアは注意を呼びかけている。

最大の特徴である両爪によるパンチの速度は、地球上のどの生物よりも素早い動きの一つとされ、攻撃にかかる時間は8ミリ秒未満。これは人間のまばたきのスピードの約50倍にもなる。

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■触れれば怪我では済まない?

シャコのパンチは、薄いガラスや貝殻程度なら割ってしまう威力を持つ。打ち上げられて瀕死の状態とはいえ、もしも好奇心で触れようとすれば、パンチの餌食にされてしまう可能性は高い。

シャコばかりが打ち上げられた異様な光景に、SNS上では「シャコのパンチ動画を検索したことを後悔している」「海のワンパンマン」「シャコって鳥も食べないんだな」などの反応が寄せられている。


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(文/Sirabee 編集部・びやじま

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