薄暗いビル階段、足元の光景にゾッとした… 意識外のトラップが「怖すぎる」と話題
とある建物内で見かけた階段、一見すると何の変哲もないが…。ネット上では「怖すぎる」という意見が多数寄せられている。
■何の変哲もない階段、と思いきや…
注目を集めているのは、ツイッターユーザー「ねえさま」さんが投稿した1件のツイート。
こちらの投稿には何らかの施設内で撮影されたと思しき写真が添えられており、カメラを足元に向けてシャッターを切った「階段」の様子が確認できる。
至って何の変哲もない光景と感じた人も多いかと思うが、ツイート本文には「階段をデザインする人にお願いしたいんですが、これ、薄暗がりだと降りる時すごく怖いのでやめてほしい。どこに足をのせたらいいのか迷う」と、疑問が綴られていたのだ。
■「転んだ経験がある」という人も
建物内部が薄暗くなっている影響も少なくないが、件の階段は降りる側の視点から見た「奥の部分」に当たる端部が暗い配色なのが最大のネック。周囲の薄暗さと同化しているように見え、足元を踏み外してしまう事態も起こり得るだろう。
日常生活に潜んだ「疑問」について言及した件のツイートは、投稿から数日で1万件以上ものRTを記録するほど大きな話題に。また、他のツイッターユーザーからは「これめっちゃ分かります、本当に怖い」「公共の場の階段は、お洒落なものより安全なものが良いです」「階段の段数を見間違えて、転んだ経験があります…」といった共感の声が多数寄せられていたのだ。
ツイート投稿主「ねえさま」さんに発見の経緯を尋ねたところ、「階段を降りながら『危ないな、怖いな』と思って写真を撮り、このような階段で本当に怪我をしてしまう人もいるのかも知れないと思い、ツイートを投稿しました」「私は看護師をしており、人が転倒しそうなポイントは気になってしまいます」という回答が。
そこで今回は「ねえさま」さんだけでなく、多数のツイッターユーザーが感じたであろう「階段の疑問」をめぐり、国土交通省「建築指導課」に詳しい話を聞いてみることに。すると、じつに意外な「階段のルール」が明らかになったのだ…。