松屋の「チーズボロネーゼコンボ牛めし」で… アラサー記者が感じた”気遣い”
松屋から新形態の「チー牛」が発売された。イタリアンな雰囲気が漂っていて…。
「とろけるチーズに絶品ボロネーゼ」──。松屋の新メニューにはいい意味で「らしくない」キャッチコピーが踊る。
チーズとボロネーゼという”イタリアン”な雰囲気を漂わせる丼を食べてみると…。
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■めずらしいトッピング
4日、松屋から「チーズボロネーゼコンボ牛めし」が発売された。牛めしとひき肉、トマト、たまねぎなどの野菜を煮込んだ特製ボロネーゼソースにとろけるチーズを組み合わせたメニューだ。
お値段は税込み630円で、11日まで白米の量を無料で大盛に変更可能だ。これまでも、牛めしの上にキーマカレーや魯肉飯など、様々な具材がトッピングされてきたが、ボロネーゼとはめずらしい。
パスタソースの印象が強いため、どことなくイタリア料理を連想してしまう。
■チーズの量に注目
”イタリアン”な新メニューを食すため、発売初日に松屋で「チーズボロネーゼコンボ牛めし」を注文。運ばれてきた丼を見て、ソースの多さに驚いた。
予想以上にボロネーゼソースがたっぷりかかっている。一方、チーズはやや控えめな印象だ。30代の記者はここ数年、チーズがたっぷり乗った牛丼がやや重く感じ、20代との「差」を痛感していた。
その点、今回のチーズはどの世代も無理なく食べられる量になっていると思う。誰もがおいしく食べられるようにという松屋の「気遣い」を感じる。
■とろけるチーズに衝撃…
チーズとボロネーゼソースがほどよく乗った箇所をスプーンに乗せて口に運ぶ。お、これはウマい。ボロネーゼソースはやや甘めだが、見た目よりあっさりしている。
たまねぎやトマトも適度に食感を残しており、変にべしゃっとしていない。一方、チーズは濃厚で口に入れた瞬間とろける。
「牛肉×チーズ×ボロネーゼ」と聞くとものすごく味が濃いのではないかと思う人もいるかもしれないが、非常に食べやすい。それでいて、ソースがご飯にたっぷり染み込んでいて絶妙に食欲をすする。
■味変にはやっぱり「アレ」が活躍
半分ほど食べたところで卓上の紅ショウガとバーベキューソースを投入。記者は松屋のバーベキューソースが大好きで焼肉系のメニューはもちろん、サラダや牛めし、カレーにもかけている。
フルティーでコクのあるソースが堪らないのだ…。今回の丼との相性も抜群で、いい具合にパンチが加わる。
ソースが少々物足りないと感じる人にもおすすめだ。最後まで飽きることなく完食。
学生時代、濃厚なチーズ牛丼が大好きだったけど、最近はちょっと…という人も無理なく食すことができる。チーズとボロネーゼが醸し出す極上の一杯、食べなきゃ損するぞ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人)