初体験で彼氏に”ぎょう虫”を指摘された19歳女性 「次こそは…」とリベンジ決意
性行為で恐れるべきものは性感染症以外にも。ぎょう虫もその1つだろう。
ズボンの上からお尻を掻く人がいるが、例え何かに感染していても、自覚症状がほとんどない人もいるそうだ。ある女性の悲しい体験談をイギリスの『Metro』が紹介し、注目を集めている。
■小児期の感染がほとんど
小児期の感染が多い「ぎょう虫(蟯虫)」は、汚染された食べ物から卵が口に入ってぎょう虫となり、やがて肛門周囲に卵を産み落とす。学校検診のほか肛門周囲のかゆみで発覚することもあるという。
排便時のトイレットペーパーの使い方が下手、かゆくて肛門付近を触るなど、不潔になった指から再び感染を起こすことも多く、患者の家族や性的パートナーも感染のリスクがあるそうだ。
■夢中になれる相手を見つける
『Metro』は、19歳の女性Aさんの例を紹介した。彼女はマッチングアプリに登録し、ついに「この人しかいない」と感じるジョージさんという男性に出会った。
外見もずばり好みで体格もセクシー、動物好きで音楽はオルタナティブ派と共通点が多く、ジョージさんも「君ほど相性の合う女の子はいない」と言ってくれるように。順調にデートを重ね、ついにジョージさんの部屋で性的な関係を持つことになった。
■いろいろなことにトライして…
ふたりは好きな音楽を流し、一緒にシャワーを浴びてベッドへ。いろいろな方法をトライすることになり、バックの体勢になって予想外の悲劇が起きた。Aさんの体から突然離れたジョージさんが、「ぎょう虫の卵がペニスに」と叫んだのだ。
動揺したAさんを、ジョージさんは「僕も幼い頃に経験があるよ」と言って励まし、明るい雰囲気のポルノビデオを流すなどしたが、ふたりが行為に戻ることはなかった。記念すべき初めてのメイクラブは失敗に終わったのだ。
■「完治したとばかり…」
じつはAさんは、5~9歳の間に肛門のひどいかゆみがあり、繰り返し「虫くだし」の薬を服用していた。何の症状もないことからすでに完治したと思っていたといい、翌朝あわてて薬局へ向かった。
そこで薬剤師は、治療後も虫卵は体外で3週間ほど生き延びるため再感染の可能性がある、手指を清潔にし、衣類、寝具を消毒し、口および肛門での性的接触を慎むよう指導。「次は絶対に失敗しない」と決意を新たにしたAさんだが、ジョージさんほどマッチする相手に出会うことは相当難しそうだ。
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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ)