ストレス測れる最新スマートウォッチ 着けて「麻雀」打ったら予想外の結末
記者が入手した最新スマートウォッチ。ストレス値が測れるというので実験のため麻雀打ってみた。
■ライバルに「ロン」され…
ベルバードに到着し、店長である“とりパパ”こと鳥越真仁氏に実験の許可を得る。赤く染めたド派手なヘアスタイルの同氏は「へへへ…役満狙ってよ。テンパったら(アガる一段階前の状態)ドキドキでストレス値あがっちゃうかもねぇ…(ニチャア)」と顔なじみの記者にプレッシャーを与えてくる。ストレス値がみるみる上がっていったと感じたが、腕時計を見ると低レベルの「25」だった。
初見のお客さん3人が集まり、ゲーム開始。東1局、記者は南家。配牌3シャンテンのまずまずな牌姿で、うまく行けば123の三色同順が狙えそうなピンフ手。しかしツモが利かない。西や南、9萬に9ピンなどヤオチュー牌ばかり引いてきて手がほとんど進まず、気づけば8巡目。親から先制リーチが入り、トイツで持っていた中を切ると、リーチ、チートイツ、ドラドラの手にあっけなく放銃となった…。
12000点を払い、次局の牌が上がるまでの瞬間に腕時計を見ると、ストレス値「90」。振り込んだショックのせいでガーミン社が「非常に高いストレス」と解説する数値になっていた…。このゲームはどうにか後半盛り返し2着で終了。興奮状態が続いたせいかストレス値は40から60の間をいったりきたりしていた。
■幸運の女神が微笑む
続いて第2ゲームに突入する。冷静になるため、休憩時間にトイレの掃除をしてきたこともあってか(?)運が次々押し寄せてくる。
配牌こそバラバラだったが必ずドラが複数あり「へへへ…今日はツイてるなぁ。ツモォ、4000オールは4100オール」「ロンッ……!ロンッ……!ロンッ……!ロンッロンッ……! 3900点!」「このままじゃあカミさんに怒られちまうよ…あ、それロンッ12000!」と次々アガる記者(※セリフは記者の脳内イメージ)。
気がつけば52500点の断トツトップで終局。すかさず腕時計を見るとストレス値は「89」! なんで…スッキリしているはずなのに。
ゲーム後、鳥越氏が「麻雀はテンパイした時が一番ドキドキするものでしょ?」と記者に話していたことを思い出した。確かに涼しい顔を周囲に見せつつ、瞬間的に「ロン!」と発声する準備をしている時の緊張感はマックスだ。
色々あったが、このスマートウォッチは記者の心理をしっかり数値化していたと言えそう。ただ、数値を対局者に見せるとテンパイがバレるかも。
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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤)