村上宗隆選手の60号本塁打は「厳しい」 金村義明氏が要因を解説
55号本塁打の後、調子を崩している様子の村上宗隆選手。金村義明氏がその要因などを分析した。
29日放送の『バラいろダンディ』(TOKYOMX)で、野球解説者の金村義明氏が東京ヤクルトスワローズ・村上宗隆選手について語った。
■村上選手が苦しむ
村上選手が55号ホームランを放ったあと調子を崩し、打率が降下するなど苦しんでいることを紹介したこの日の放送。
不振の理由を質問された金村氏は「簡単ですよ。クライマックスシリーズっていうのができてからね、優勝が決まっても消化ゲームじゃないんで、対戦相手がまだ Aクラス入りにかけて、必死に勝ちに来てるんで、勝負をしないわけですよ」と分析した。
■60本は厳しい
金村氏はさらに「申告敬遠とか、ボールとか、デットボールの後遺症もありますし。一方本人は打ちたくて仕方ないから、バットが下から出て、スランプ気味になっているだけの話で」と指摘する。
続けて「かわいそうなんですけどね、周りはものすごく村上のホームラン記録を観に、お客が満員になるぐらいなんですよ。だから本人も余計に打ちたい。そこを勝負してくれない、フォアボールが多い」とコメント。
そして「だからもう、波を打っているようなスイングになってしまっている。これは、60本は厳しいかもしれないですね」と予測した。