息子の誕生日サプライズで歌う婚約者 「レストランで恥ずかしい」と怒る女性に批判
周囲の注目が苦手な人にとって、盛大なサプライズは嬉しくないプレゼントだ。
レストランに行けば、隣のテーブルで誰かが誕生日ソングを歌っている場面に出くわすこともある。時には店のスタッフや他の客まで参加して祝うこともあるが、こうしたパフォーマンスは好みが分かれるものだ。
息子の誕生日を祝ってバースデーソングを歌った彼氏を、「恥ずかしい」と批判した女性が、『Mirror』などの海外メディアで取り上げられ、話題になっている。
■どこへでも付き添う息子
ある女性が、掲示板サイト『Reddit』に「婚約者がレストランで息子に誕生日ソングを歌い始めた。彼に怒った私は間違ってる？」と題して、一部始終を投稿した。
その女性は、婚約者であるネッドさんと1年半ほど交際しており、彼には元彼女との間にできた5歳の息子がいるそうだ。元彼女は病気を患っているため、ネッドさんがほとんど息子を預かっており、投稿主は彼がどこに行くにも息子を連れて行くことを不満に思っていたという。
■おしゃれなレストランで歌
ある時、ネッドさんの息子が5歳の誕生日になるということで、3人でレストランに行くことになった。投稿主によれば、そのレストランはおしゃれで高級そうな店だったため、誕生日パーティにはふさわしくないような気がしたという。
料理を注文し、楽しく過ごしていた3人だが、ネッドさんが誕生日ケーキを注文し、サプライズで息子にバースデーソングを歌い始めたことで、投稿主はひどく驚いた。
周囲の目も気にせず大声で歌うネッドさんを、投稿主はひどく恥ずかしく感じ、何度も小声で歌を止めるよう要求したそうだ。
■「恥ずかしい」と告げ口論に
レストランのスタッフが彼を止めるよう願ったが、彼らは何も言わなかった。それどころか、別の客が3人のテーブルに来て、ビデオの撮影を申し出た。投稿主は気が進まず、少し怒った顔で固まったまま席に座っていたという。
帰り道、投稿主はネッドさんにはっきりと「レストランで歌うなんて恥ずかしい」と告げた。するとネッドさんはショックを受けたようで、「母親が病気の息子を元気づけたかった。何が恥ずかしいのかわからない」と怒り出してしまい、それ以降、ふたりは会話をしていないという。
■子供が一番の優先事項
この投稿を見た人々からは、「親子の楽しいひと時より自分の面子を優先している」「歌うことより、子供を喜ばせているのに怒る人のほうが恥ずかしい」「子供がいる人と付き合っていく覚悟がないのでは」などとコメントが寄せられた。多くの人が、父親の味方をしているようだ。
子供がいる家庭では、子供が優先事項になりがちだ。親たちは、優雅でおしゃれな恋愛からはかけ離れてしまうことも、覚悟すべきだろう。
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（文／Sirabee 編集部・広江おと）
