最下位確定の日本ハム 過去3年のドラフトに里崎氏は「伊藤だけ…」と辛口評価

9年ぶりの最下位が確定した日本ハムファイターズ。過去3年のドラフトについて、里崎氏が辛口評価。

札幌ドーム

元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏は20日、自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』を更新。北海道日本ハムファイターズが過去3年間に獲得した「ドラフト通信簿」企画を実施した。


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■若手がブレイクの兆しをみせる

今季から新庄剛志監督が就任し、さまざまな改革が行われてきたが、9年ぶりのシーズン最下位が決定した日本ハム。成績はふるわなかったものの、万波中正外野手や清宮幸太郎内野手など、多くの若手選手がブレイクの兆しをみせている。

そんな中、里崎氏は日本ハムが2019年から2021年までの3年間で獲得した選手たちを評価する企画を実施した。

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■19年は主力になった選手が…

2019年は補強ポイントである即戦力投手を上位で指名したが、「軒並み期待通りの活躍していない」と里崎氏は厳しいコメントを残す。

1位で指名した河野竜生投手(JEF西日本)は、17登板、防御率5.40、0勝2敗。昨季は主にリリーフとして好成績を残したが、先発として考えると、「左投手ならチェンジアップ、フォーク、ツーシームをどのカウントでも、どういう状況でもカウントを取れる球種として持ってないといけないところ、河野は持っていないんだよね」と課題を語る。

さらに2位の立野和明投手(東海理化)や4位の鈴木健矢投手(JX-ENEOS)といった社会人出身投手や、5位の望月大希投手(創価大)ついても、1軍に定着できるほどの成績は残しておらず、まだこれからだという。

この年に指名された野手もレギュラーになった選手はおらず、「全体的にパッとしないね。球団が思ったように獲れたけど、思ったような活躍はできていないです」と評した。

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■20年は伊藤投手を獲得