義母は同居を望み子供には孫の世話を期待され… 退職控えた60代女性が困惑
退職したら悠々自適に…。そんな希望は本当に叶うのか。
長いあいだ頑張って働き続けたのだから、退職後は夫とのんびり生きていきたい。そう願っていた女性が義母や子供たちにあてにされ、困り果ててしまった。
■思い描いていた理想の老後
海外で暮らす女性は、現在65歳。夫も同じ年齢で、夫婦そろって長いあいだ仕事に励んできた。立派に育てあげた子供が2人おり、育児も終わり退職する時期も来たことから、これからは夫婦でのんびり暮らしたいと考えていた。
大好きな趣味を存分に楽しみ、たまには旅行にも出かけてみたい。時間があれば孫にも会い、心穏やかな日々を過ごしたいと女性は思っていたのだ。
■「元気なうちに…」という願い
年は取ったものの、まだ健康で自由に動くこともできることから、今のうちに人生を楽しみたいと考えていた女性に、夫の母親(90)が意外なことを言い始めた。
「(退職するのだから)やっと同居する時期が来たということね」と、同居を迫るようになったのだ。義母は一人暮らしで寂しい思いをしているようだが、女性は「この人と一緒に暮らしたい」とはどうしても思えずにいる。