ストリッパーを雇った老人ホームに批判殺到 施設は「元気づけるためだった」と釈明
入居者たちはノリノリ? 「中秋節」のお祝いで羽目を外しすぎた老人ホームが話題に。
車いす生活の高齢者を「元気づける」ためにストリッパーを雇った老人ホームが、SNS上で多くの批判を受け、謝罪の声明を発表した。『Infidel Pro』『New York Post』などの海外メディアが報じている。
■「中秋節」祝うイベント
台湾北西部、桃園にある退役軍人のための老人ホームでは、9月10日の「中秋節」を祝うイベントのために、セクシーなパフォーマンスが行われた。
施設にはストリッパーが呼ばれ、入居者の目の前で踊る様子はSNSにアップロードされ、瞬く間に口コミで広まったという。
■入居者には好評?
映像にはマスクを着用し、レースのランジェリーを着た女性のダンサーが、車いすに座る老人に向かってラップダンスをしている様子が収められている。
ダンサーが老人の顔に胸を押し付けると、老人は喜び胸をつかもうとする仕草を見せる。他の入居者たちは熱心に拍手をしながら、パフォーマンスを楽しんでいるようにも見える。
■批判を受け謝罪
その後、多くの批判を受けたため施設は声明を発表。「イベントの目的は入居者を楽しませ、喜ばせることでした。過ちを心からお詫びします」と謝罪した。
同施設の広報担当は、新型コロナウイルスの影響で過去2年間、中秋節のお祭りができなかったとも述べている。久々の開催で入居者を元気づけるためにストリッパーを雇ったとも語り、今後は「より慎重に行動する」ことを約束した。
■中秋節を祝うはずのイベント
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(文/Sirabee 編集部・びやじま)