ゾウが祭りで母子に祝福を与えた? 神聖ながらほのぼのする動画が話題
インドの祭りに因んで、女性と子供を祝福するゾウのほのぼの動画がツイッターで反響を呼ぶ。
ゾウが女性の頭に鼻を乗せて「祝福している」動画が、インドのツイッターで話題になっている。現地メディア『NDTV』が報道した。
■ガネーシャ・チャトゥルティーとは?
ヒンドゥー教の神であるガネーシャの誕生を祝い、ガネーシャが地球に到来したことを意味する「ガネーシャ・チャトゥルティー」という祭りがある。毎年8〜9月の新月から4日目に祝われ、約1週間続き、最後はガネーシャの像を川に流す。
ガネーシャ神とゾウの頭をしたヒンドゥー教の神様でああり、インド人が新しい物事を始める時に一番最初に崇拝する神様である。豊作や知識、商業の神様であるため、多くの商人たちから「富の神様」として崇められており、ぽっちゃりとした姿は国民に愛されている。
祭りの時には、ガネーシャ神によく似たゾウを崇拝するインド人も少なくはない。
■ゾウが母子を祝福か
今年の8月31日に行われたガネーシャ・チャトゥルティーでは、ゾウが女性と子供に対してとった行動がツイッターで話題となった。
女性が頭を下げると、ゾウは鼻を女性の頭に置き、まるで祝福をしているような行動をとったのだ。ヒンドゥー教では、目上の人が目下の人を祝福する時に、掌を頭に乗せる仕草をする。
この動画の投稿者であるインド警察巡査のディパンシュ・カブラさんは「あなたの祈りがすべて受け入れられ、障害が取り除けますように」「神があなたに幸福と繁栄と成功を祝福してくださいますように」と、祝福のメッセージも添えている。