ヤクルトに勝ち越せず、優勝が遠のいたDeNA 嶺井捕手のプレーに里崎氏が苦言

優勝が厳しい状況となった横浜DeNA。里崎氏はヤクルト戦での「あるプレー」に苦言を呈した。

横浜DeNAベイスターズ・嶺井博希捕手

11日から行われた東京ヤクルトスワローズとの2連戦で連勝できず、優勝が遠のいた横浜DeNAベイスターズ。元プロ野球選手で野球解説者の里崎智也氏は、自身のYouTubeチャンネル『Satozaki Channel』で敗戦につながった嶺井捕手のプレーに苦言を呈した。


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■勝負どころでの後逸

12日は7対1と快勝したものの、11日は投手戦を制することができず0対1で敗戦。決勝点となったのは、同点で迎えた5回の失点である。2死2塁のピンチで迎えた9番・小川泰弘投手の打席でフォークボールを後逸して2死3塁とピンチを広げ、次の投球でセンターへタイムリーヒットを放たれたのだ。

里崎氏はこの後逸に対し、「嶺井はね、こういうところなんだよね。多いんだよね勝負どころでの…」と苦言を呈する。

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■配球に対するダメ出し

続けて、「一番問題あるのはここからなのよ」「ワイルドピッチして3塁に行った後ね、バッターはどう思うか。ストレートが来るんじゃないと思う。そのときにど真ん中に(ストレート)がきてね、センター前にタイムリーヒット。これが一番ダメなのよ」と厳しい口調で話した。

ワイルドピッチの後のストレートは簡単に読めてしまう。それであれば、スライダーなどの変化球で勝負するのも、一つの手だったという。この投手戦を落としたことにより、首位ヤクルトとのゲーム差は6.5。残り試合(19)を考えると、優勝はかなり厳しい状況となった。

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■今季は攻守で存在感を放つ