30代女性が奇妙な動画を100本連続投稿 精神面案じる視聴者の通報で警察が自宅へ

奇妙な動画への警察の介入。なかにはメンタルに問題を抱えている人もいるからだ。

2022/09/13 06:00

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TikTokに、奇妙な動画を大量に投稿したアメリカの30代の女性。彼女のメンタルを心配した視聴者が通報したことから、犯罪や自殺をほのめかす内容ではないにもかかわらず、警察が介入する事態となった。『Us Magazine』『Variety』などが報じ、波紋を広げている。


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■フォロワー数なんと770万人

騒動が伝えられたのは、カリフォルニア州在住でTikTokに「@gabbiehanna」というアカウントを持つギャビー ・ハンナさん(31)。音楽活動もしており、2022年には『Trauma Queen』というアルバムを発表し、770万人ものフォロワーがいる。

24日、そんなハンナさんの自宅にロサンゼルス市警の警察官と精神科医がいきなり現れ、動画投稿に関して聞き取りを行なっていたことがわかった。

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■「この人、大丈夫なのか」

騒動のきっかけは、動画を視聴した人たちから通報が相次いだため。「この人、大丈夫なのか」「フォロワーや『いいね』を増やしたくて動画を作っているようにも見えない」などと、誰もがハンナさんのメンタル面を心配したという。

ハンナさんは24日だけでも100本以上の動画を投稿しており、喜怒哀楽が交錯する奇妙な表情とともに、泣き声や笑い声をあげながら不快な言葉を叫んでいた。

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■双極性障害を告白

ロサンゼルス市警は、ハンナさんとのやりとりについて「同行した医師が彼女の話をよく聞き、その結果、危険を冒すようには見えないと判断され、聞き取りを終えた」と説明している。

ただし、ハンナさんが過去の動画で双極性障害を告白していたことから、投薬による治療をしっかりと続けるよう指導し、何か困ったことがあればと専門機関のリストを渡しておいたという。


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■フォロワーに報告

しかし翌日の朝、ハンナさんは新たな動画を投稿した。「5人の警察官がいきなり勝手口から入ってきて、手錠をかけられたの」「精神科医もいて、あやうく病院に連行されるところだった」とフォロワーに報告した。

ハンナさんは「でも私には教養があるし、頭の回転が速いの。彼らを言い負かしてやったわ」とどこか自慢げだが、警察の介入があるのはよほどのこと。人々を心配させているという事実を、しっかりと自覚してほしいものだ。

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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