同居中の母親が認知症になり悩む娘 「キレてDVに走ってしまった」

言うことを聞かない母親に、ついカッとなり…。娘の苦悩は深まる一方だ。

■認知症の母親にDV

女性を困らせてばかりの母親も、現在75歳。老いて認知症を患ったため女性が世話を続けているが、言うことを聞かないため苦労することが多い。ついカッとなり、母親の髪を引っ張ってしまったこともあった。

そのせいで「私は最低の娘」と感じるようになった女性は、「いっそのこと、死んでしまいたい」とさえ思うようになった。逃げ場がなく追い詰められた女性はこれまでの経緯をまとめ、イギリスのメディア『The Sun』の悩み相談コーナーに投稿した。


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■「サポート団体に相談を」と助言

相談を受けつけた回答員は、「DVは良くありませんが、子供時代の環境が影響している可能性があります」と指摘。また罪悪感があるということは、善悪の判断ができている証拠だと説明した。

そこで回答者は、「DV加害者の更生をサポートする団体に接触してほしい」「あなたは邪悪なんかじゃない」と女性に助言し、勇気づけている。

認知症を患う家族の世話は、想像以上に大変だ。「認知症 相談窓口」とネット検索すると、さまざまな情報を得ることができる。取り返しのつかない行動に出てしまう前に、相談することをお勧めしたい。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

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