東ちづる、オリンピックめぐる汚職事件に悔しさにじませ 「そのお金制作に…」
東ちづるが東京オリンピックでの汚職事件に対し当時の苦しい状況を振り返り、事件発覚に悔しさを伝えた。
女優の東ちづるが3日、自身の公式ツイッターを更新。2021年に開催された東京オリンピック・パラリンピックに関連した贈収賄事件に悔しさを伝えた。
■オリンピックの苦労を振り返る
「東京2020オリパラの公式映像の構成・演出・総指揮を思い切って担当した」と前置き。当時の大変だった制作状況を「制作費が驚くほど足りなくて、文化庁に助成金を申請したり、撮影場所やら無償交渉したり、ボランティアスタッフをお願いしたり、経費面で本当に大変だった」と伝えた東。
新型コロナウイルスの影響による延期をへて、2021年に開催された東京オリンピックで文化パート「東京2020NIPPONフェスティバル」のひとつ「MAZEKOZEアイランドツアー」で制作総指揮及び総合構成、演出を担当している。ちなみに「MAZEKOZEアイランドツアー」は日本の多様性がテーマ。
■収賄事件に悔しさ
そんな苦労した状況を振り返り「組織委員会理事が汚職していたなら悔しい。そのお金制作にほしかった」と事件の発覚に悔しさをにじませながら、自身の無念な思いを明かした。
開催から1年がたち東京オリンピック組織委員会の元理事・高橋治之容疑者が紳士服大手「AOKI」の前会長・青木拡憲容疑者からの賄賂を受け取ったとの疑いで先月18日に逮捕された事件を受けたものだと思われる今回の発言。
この事件においては女性に対する発言が問題となり、道半ばで辞任に追い込まれた森喜朗前会長の関与も疑われている。