秋葉原に現れたキテレツな自販機が話題 購入者にしかわからない「仕様」に感激…

秋葉原に登場したとある自動販売機が話題を呼んでいる。その狙いを仕掛け人に聞いた。

■データセンター関係者御用達

愛三電機自販機

光通信・ネットワーク関連の光ファイバーケーブルやLAN用機器、専用工具を広く取り扱っている同店。それゆえコアなPCファンのほか、同区内にある大手町のデータセンター関係者らが足繁く通うスポットとなっている。

大半の専門店が19時前後には閉店する秋葉原において、専門的な機器、工具が自販機として24時間購入できることは一定のニーズがあるのだろう。同社担当者は商品ラインナップについて「定休日にも購入出来たら便利な商品をピックアップして陳列してみました。必要な時に専門部材を購入できる場所になれば嬉しいです」とコメントする。


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■経費精算のため「購入明細書」

愛三電機自販機

自販機には一般ユーザー向けの商品もある。

プロ向けアイテムのかたわらには、専用紙に専用ペンで回路を書くだけで簡単に電子回路を作成できる「回路マーカースタートキット」、電子工作で愛用される開発基板「ラズベリーパイピコ」。さらには同店オリジナルの電源タップも。「専門的な知識が無くても、楽しんで頂ける商品もございます」と担当者は続ける。

愛三電機自販機

しかも注目すべきは“経費精算”しやすいよう、商品に「購入明細書」を貼り付けている心遣いにある。記者も過去自販機の取材を何度かしてきたが、購入明細書、領収証が発行できず毎回自腹を切るしかなかったのだ。ここまでユーザー側に立った自販機も珍しい。そして優しい!

アキバに立ち寄ったらぜひこの新名所をチェックしてほしい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・キモカメコ 佐藤

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