駅ホームで生後7ヶ月の乳児が連れ去られる 旅の疲れか眠り込む母親は気づかず…

母親は旅と育児の疲れがあいまって、つい熟睡してしまった。

2022/08/31 05:45

駅

駅のホームで熟睡してしまうことの危険性。泥酔した人のバッグやポケット内の貴重品が盗まれる事件が頭に浮かぶが人は多いだろうが、海外では幼い子供の連れ去り事件も。インドで起きたある事件の話題を、『Hindustan Times』や『Times Now News』が伝えた。

【動画】赤ちゃん連れ去りの瞬間を防犯カメラがとらえる


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■乳児と熟睡してしまった母親

事件が起きたのはインド・ウッタルプラデーシュ州のマトゥラー市にあり、大きなジャンクションを持つマトゥラー駅。次の列車に乗り換える前にホームに布を広げ、荷物を下ろし、仮眠を取る人が多い駅だ。

そんな状況のなか、8番線と9番線の間のプラットホームで眠っていた女性の元から、生後 7ヶ月の赤ちゃんが1人の男の手で連れ去られた。旅と育児の疲れもあり、母親は熟睡していたという。

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■別のホームの列車に乗り込む

しかし、ホームの上方に設置された防犯カメラはその様子をとらえていた。

それまで何気ない雰囲気で付近をうろついていた男が、あるとき親子に近づき、母親がまったく気づいていないと確信すると、赤ちゃんをさっと抱き上げ足早に去っていく。

防犯カメラを追跡した結果、男は赤ちゃんとともに別のホームに停まっていた列車に乗り込んでおり、ウッタルプラデーシュ州のハトラス駅かアリーガル駅で降りた可能性が高いとみられている。

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■防犯カメラの映像を公開

この事件については、ウッタルプラデーシュ州およびマトゥラー市の警察、政府鉄道警察 (Government Railway Police)、マトゥラー駅鉄道警察の4つの組織が合同で捜査にあたっているが、現在はハトラス駅~アリーガル駅界隈での聞き込み捜査に力を入れている模様だ。

なお、現場の映像や写真はSNSや大手メディアにも広く公開され、犯人や事件に関する情報提供の協力を呼び掛けている。


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■赤ちゃんが連れ去られる瞬間をとらえた動画

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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