Excelを覚えた小6娘、最初の抽出データが「天才の発想」と話題 これ博士号ものだろ…

小学生の娘が夏休みの自由研究でまとめ上げたデータが「素晴らしい」と話題。いったい何に注目したかと言うと…。

7月中旬時点では永遠に感じられた夏休みも、気づけばあと1週間で終了。まだ「宿題に一切着手していない」という猛者も、ひょっとしたら存在するのだろうか…。

なお現在ツイッター上では、小学6年生の少女が作成した自由研究の綿密なデータが「素晴らしい」と大きな話題を呼んでいるのだ。

【話題のツイート】着眼点が素晴らしすぎる…!


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■「自由研究」でコレを調べるのか…!

注目を集めているのは、ツイッターユーザー・札幌暮らしさんが投稿した一件のツイート。

自由研究

「自由研究」「夏休み」「宿題」などのハッシュタグがつけられたこちらの投稿には、週ごとのデータがまとめられた用紙の写真が複数点添えられており、夏休みの自由研究で作成した「資料」と伺える。

自由研究

非常に見やすくグラフがまとめられているのもポイントだが、驚くべきはその「研究テーマ」で、札幌暮らしさんはツイート本文にて「小学生にエクセル教えたら、ジャンプの打ち切り漫画の掲載順位まとめて容赦無い分析してた」と、明かしていたのだ。

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■「着眼点が素晴らしい」と反響

「打ち切り」と聞いてすぐにピンと来なかった人もいるかと思うが、これは漫画雑誌における「円満完結」の対極に当たる存在で、作者都合や人気の低迷によって作品の連載が終了してしまうケースを指す(「突き抜け」とほぼ同義)。

掲載作品だけでなく、この「打ち切り」にどのようにアプローチしていくのか、という要素も雑誌の方向性を如実に表しており、中でも『週刊少年ジャンプ』は、打ち切りには「かなりシビア」と言われているのだ。

また「打ち切り=連載終了」という図式が成り立つため「打ち切り」に良くないイメージを抱いている人も少なくないかと思うが、実際は「打ち切り漫画」を愛好している読者は多く、打ち切り漫画独自の楽しみ方も多数存在する。

例えば「重要設定の連発」がその最たる例で、通常であれば数十話の連載期間を想定し、重要な設定やキャラクターを小出しに登場させていたものの、突如打ち切りが決定してしまえば、出し惜しみなどしておられず、ストーリーの統合性を崩さぬよう完結まで進行するため、テンポなど気にせずこれらの要素を出していかねばならない。

LIGHT WING

そのため「打ち切りが決まってから急に面白くなった」と言われるように、話の濃度が突如濃くなったり、序盤の空気感がウソのように吹っ切れてハジけ出し、作者本来の魅力が発芽した「伝説の作品」と認定される漫画も珍しくなく「凍らせたスポーツドリンクを頑張って溶かそうとすると、甘い部分から溶け始める」によく似た現象と考えてほしい。

そうした背景もあってか「ジャンプの打ち切り作品に踏み込む」という大胆な発想は多くの人々の目に留まり、件のツイートは投稿からわずか数日で1万件以上ものRTを記録するほどで、ツイッターユーザーからは「集英社の会議で使われたら面白い」「こういう自由研究、趣があって良いなぁ」「着眼点が本当に素晴らしいです」といった称賛の声が多数寄せられていた。

果たして、件のユニークな自由研究はどのような経緯で誕生したのか。ツイート投稿主・札幌暮らしさんに詳しい話を聞くと、思わず感動してしまう親子の「ジャンプ愛」が明らかになったのだ…。

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■「研究開始」までの背景が微笑ましすぎる…