人体パーツをネット転売しようとした男が逮捕 遺体を分解しバケツ3杯分に

容疑者は「人体のパーツを転売して収益を得るつもりだった」と供述し、全米を震撼させた。

2022/08/25 05:45

サイバー犯罪・ネット犯罪

アメリカでこのほど、第三者の遺体を手に入れ、体のパーツをネットで販売しようとした男が逮捕された。『CBS News』『abc News』『Fox News』ほかが続々と報じているが、容疑者のサイコパスぶりを示すマグショットも話題となっている模様だ。

【写真】全米を震撼させた容疑者のマグショット


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■不気味な物の収集を自慢する男

今年6月、ペンシルベニア州警察に「Facebookを介して人間の遺体を買い取った男が、ネットでの転売を目論んでいる」という通報が入った。重要参考人は、SNSで「不気味な物を収集している」と自慢していたジェレミー・リー・ポーリー(40)。

連邦捜査局(FBI)の捜査で、この男がキャンディス・スコットというアーカンソー州の女から人間の遺体を4,000ドル(約55万円)で買い取り、郵便物として受け取っていたことがわかった。

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■バケツ3杯分を押収

警察によれば、ポーリー容疑者宅の地下室には、コレクションだという多数の大腿骨、全身の骨3体分、頭蓋骨20体分が飾られていた。

さらに、ネットで売買しようとしていたのは人間の心臓、脳、肝臓、皮膚、気管、肺のほか、歯がある子供の下顎の骨など。地下室からは、5ガロン(約18リットル)用バケツ3杯分のそれらが押収された。

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■転売をもくろむ

これにより警察は、7月22日に同容疑者を逮捕。正式に起訴したが、5万ドル(約684万円)の保釈保証金を支払ったことから、現在その身柄は保釈となっている。

ポーリー容疑者が「人体のパーツを転売して、収益を得るつもりだった」と犯行動機を供述し、全米が震撼。売る相手がすでに決まっていた可能性もあり、そこにも捜査のメスが入ることが期待されている。


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■献体が盗まれる事件も

少し前にはアーカンソー州にあるアーカンソー医科大学が、ある事件に巻き込まれていた。献体を受けた遺体は、学生の指導や研究に使用された後は臓器を含め火葬を業者に委託するが、運搬の過程で盗難が発生していたのだ。

スコットがその事件に関与していたとみて、現在アーカンソー州警察や連邦捜査局(FBI)がその捜査も進めている。

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■全米を震撼させたマグショット

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(文/Sirabee 編集部・浅野 ナオミ

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