小林よしのり氏、旧統一教会の公安監視を提言 「宗教とカルトは違う」
旧統一教会の反社会性を長年指摘してきた小林よしのり氏が、公安と自称保守派に思うこととは…。
漫画家・評論家の小林よしのり氏が、21日に自身のブログを更新。連日話題になっている旧統一教会・世界平和統一家庭連合を、公安の監視対象に戻すべきだと主張した。
■教団に同情的な言論を批判
かねてから統一教会の反社会性を指摘している小林氏は、この日の夜「公安は旧統一協会を監視対象に戻すべきである」とのタイトルでブログを更新した。
ブログでは冒頭から、「現在、統一協会の報道を『ヒステリー』とか『魔女狩り』とか言って、鎮めようとしている連中は、大概、統一協会と利害関係のある奴が多い」と推察。
安倍晋三元首相に近かった言論人や支持者も挙げながら、その論調を「マスコミの沈静化を望んで、統一協会を見逃がす側についている」などと批判していく。
■公安に言及し…
このような意見に頻出する「信教の自由」に関しても、小林氏は「憲法が『信教の自由』を保障していても、『カルトの自由』まで保障してはいまい」「宗教とカルトは違う」と説明する。
そしてここで、教団の反社会性がかつてほど報じられなくなった点について、「30年間のマスコミの沈黙は、なにしろ公安警察が監視対象から外していたという恐るべき事実があるからなのだということを知った」とつづり始めた。