杉村太蔵、旧統一教会問題で自民党議員に苦言 「保守層を相当裏切った」
旧統一教会と付き合いの深い自民党議員は「保守層を相当裏切った」と杉村太蔵が指摘。
21日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に、薄口政治評論家の杉村太蔵がレギュラー出演。自民党と旧統一教会・世界平和統一家庭連合の関係をめぐり、「政治的矛盾」「保守層を相当裏切った」などと指摘した。
■教団の教義に触れ…
番組がトップで取り上げたのは、自民党・萩生田光一政調会長が旧統一教会の施設を頻繁に訪れ、「一緒に日本を神様の国にしましょう」などと講演していた問題。
これに関し、杉村はコメントで「旧統一教会の教え。あんま詳しくないですけどよく聞くと、日本はかつて韓国に酷いことをしたと。だから、日本は韓国に貢いで当たり前だ、だから突出的に日本からの寄付が多いんだっていうようなことが教義に書かれていると」と教義に触れる。
そしてここで、「そうするとね、ここで政治的に重大な矛盾が生じるんですよ」と指摘し始めた。
■「政治的矛盾」を指摘
杉村は、「つまり、萩生田さんも下村(博文・元文部科学大臣)さんもそうなんですけど、『日本を守るんだ!』と、日本のプレゼンス(存在感)を高めていくんだということでずっとやってきた方が、全く相反する教えをしている教団に、ずっと選挙の応援をしていたと」とコメント。
保守的な発言や政策で支持を集めてきた自民党議員に対し、「この政治的矛盾ってどう説明すんのかなと」と言行不一致であることを指摘したのだった。