母親が息子を訓練する動画に称賛の声 「学校で事件が起こったら身を守れ」

いざという時、知識さえあれば…。母親の指導に注目が集まった。

■「誰かいる?」にはどう答える?

「警察官がドアの外にいて、銃撃犯が教室にいるとしましょう」「もし『誰かここにいますか』という(警察官の)声が聞こえたら、ウェストンはどうするかな」という問いに対し、ウェストンくんは「ここにいます」と答えた。

しかしキャシーさんは、すかさず「(そんなふうに答えては)絶対に駄目」「一言も発してはいけないの」と指導した。声をあげた瞬間に、銃撃犯に狙われ殺されかねない。警察官が近くにいても状況によっては黙っているべきだと、ウェストンくんは学んだようだ。


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■「これが現実」と警戒心を新たに

この様子を収めた動画をキャシーさんがTikTokで公開したところ、多くの人が指導内容の適切さを称賛。「恐ろしいことだけれど、これが私たちの現実」「涙が出た」といったコメントも書き込まれた。

教育現場で凶悪事件が発生すると、学校側は警備体制を見直し児童・生徒を守るため厳しく取り締まるようになる。だがそれもしばらくすると甘くなり、誰もが学校・園などに入れる環境に戻ってしまう。

何かが起こってからでは遅すぎる。普段から学校職員、また保護者も警戒心を持ち、子供たちの命をしっかり守るべきだ。

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■防弾リュックを持たせた訓練風景