「長く続く」のは「延々と」か「永遠と」か 最も勘違いしていた意外な世代は…
「物事が長く続く」という意味の言葉、誤解していた人の割合は…。
よく似た言葉ほど勘違いしやすいもの。たとえば音楽アルバムなどでよくある「feat.」を、「フィーチャリング」でなく「フューチャリング」と勘違いしている割合は5割にのぼる。では、こちらもよく使う「延々と」という言葉ではどうだろうか。
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■2割弱が誤解
Sirabee編集部が全国10〜60代男女1,000名を対象に調査したところ、「物事が長く続く」という意味の言葉を「延々(えんえん)と」ではなく「永遠(えいえん)と」と勘違いしている割合は、16.3%。
ほとんどの人は正しく覚えているようだが、2割弱は間違えて覚えてしまっているようだ。
■若い世代だけでなく…
この調査結果を年代別で分析してみると、最も割合が高かったのは意外にも60代で23.8%。10〜20代が23.1%で続く。
言葉の誤用は若い世代に多そうな印象を持つかもしれないが、中高年でもそれに近い割合で勘違いが拡がっていることがわかった。
■会話だと区別しづらい?
「延々と」と「永遠と」、漢字で書くと後者も長く続きそうなイメージがしてしまう。さらに、滑舌が良くなければ「えんえん」なのか「えいえん」なのかは聞き取りづらいケースも。
勘違いしている人は、多い世代でもまだ4人に1人程度にとどまっているので、これ以上誤解が拡がらなければいいのだが…。
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(文/Sirabee 編集部・タカハシマコト)
対象:全国10代~60代男女1,000名 (有効回答数)