愚痴を話せばカップルの親密度アップする調査結果 「聞きたくない」と反論多数

ストレスがたまると愚痴のひとつもこぼしたくなるが、言い過ぎは厳禁のようだ。

2022/08/16 19:30

カップル

ある調査で、日常生活の愚痴をパートナーと共有することによって仲の良さが増すことが判明したが、多くの人が結果に疑問を呈している。ドイツの研究者によって執筆された論文を、『Daily Mail Online』や『the british psychological society』などの海外メディアがまとめた。


関連記事:彼氏が作った愛情いっぱいのお菓子 インパクトある見た目に「優勝すぎ」と反響

■100組のカップルに調査

ドイツのイェーナ大学の研究者たちが、ベルリンに住む100組の異性カップルに対してある調査を行った。100組のカップルのうち、半分は20代、残りは70代の人々だ。

カップルたちはまず、最近「とても嫌なこと」を経験したかどうか、そしてそのことをパートナーに話したかどうかを訊ねられた。その後、その時点でパートナーに対して抱く親密度を評価し、この作業を1日に6回、15日間続けたという。

続いてその2年半後、再び同じカップルたちに同じ作業を15日間続けてもらい、調査は終了した。

関連記事:アンミカの“パーティーへの誘い方”に反響 「逃げ道と寄り添いと目的を…」

■愚痴の共有で親密度アップ

この調査の結果、カップルたちは嫌な出来事について話したり聞いたりした後に、パートナーにより親近感を覚えたと回答したことが判明した。

長期的に見ても、日常の愚痴を定期的に話し合うカップルのほうが、全く愚痴を話さないカップルより、2年半たっても親密である割合が高いようだ。また、特に男性のほうが、恋人に愚痴をこぼした後に、ネガティブな気分が軽減されることも分かった。

関連記事:劇団ひとりからの誕プレ、妻・大沢あかねは不満 「メルカリで売ってた」

■「人の不満は聞きたくない」の声

研究者たちは、「愚痴を話すということは、相手を信頼していることの証であり、その結果親密度が増すのではないか」と推測している。

ところが、記事を目にした人々からは「たまにならいいけど、いつも愚痴を言うような人とは絶対にうまくいかない」「この研究は間違っていると思う。誰も人の不平不満は聞きたくない」と、結果に疑問を呈す声が多くあがった。


関連記事:はじめしゃちょー、タクシー内で感じた“命の危機” 「明確な死というか…」

■パートナーに愚痴を話さない人も

また、「嫌なことがあったとパートナーに話しても、僕の毎日に比べたらたいしたことないとか言って聞いてくれないのがオチ」「変なアドバイスされるよりも、猫に愚痴をこぼしたほうがいい」と、パートナーに愚痴を話すことを最初から諦めている人も見られた。

常に愚痴ばかり言い続ける人は嫌がられるようだが、適度な不満の共有は良好な人間関係の構築に役立つかもしれない。

・合わせて読みたい→彼氏が作った愛情いっぱいのお菓子 インパクトある見た目に「優勝すぎ」と反響

(文/Sirabee 編集部・広江おと

【Amazonセール情報】ココからチェック!