交通量の多い高速道路に小型機が墜落 大炎上するも奇跡的に死傷者ゼロ
飛行機が目の前で墜落する瞬間は、想像するだけで恐怖だ。
もしも目の前で大きな事故が発生したら…。考えただけでもトラウマになる、そんな恐ろしい経験をした人たちがアメリカにいる。交通量の多い高速道路に、小型飛行機が墜落したことを『TMZ』や『CBS』が報じた。
■カリフォルニアの渋滞する道路で
世界の中でも極めて交通量が多く、日夜を問わず渋滞しているカリフォルニア州の高速道路。車線が片側だけで4~5本あるにもかかわらず、そのすべてが車で埋め尽くされていることもザラだ。
9日の午後12時半頃、リバーサイド郡コロナ市を走るリバーサイド・フリーウェイ91号線で、民間小型機が高速道路に墜落する事故が発生した。
■小型機から炎が上がる
複数の高速道路が通っているコロナ市は、ロサンゼルスから東に約80キロ離れており、車でのアクセスが良いためベッドタウンとして発展した。
91号線を車で走っていた人々が事故の瞬間を撮影した動画をSNSに投稿しているが、小型機は走行中の大型バンなどの直後に墜落し、大きく方向を変え、炎上しながら壁に激突。乗っていたと思われる複数の人が、走って逃げる様子も確認できる。
■死傷者はゼロ
コロナ市消防局によると、小型機には乗客2名とパイロット1名が乗っていたものの、全員が脱出に成功。また、ピックアップトラックを含む数台の車に衝突あるいは接触していたが、いずれの車からも負傷者の情報はないという。
目撃者は墜落時に受けた衝撃について、「何かが大爆発したかと思った」とメディアに話しており、アメリカ連邦航空局(FAA)が現在、事故の原因を調査している。
■飛行機はストレスの種?
Sirabee編集部が全国10~60代の男女1,653名を対象に調査したところ、「飛行機に乗るとストレスを感じてしまう」と答えた人は全体の31.4%だった。大きな揺れや、体調を崩した経験が「トラウマになった」という意見もあるようだ。
また性年代別で見ると、20代女性の40.0%をトップに、どの年代でも総じて女性のほうが多いこともわかった。
車やバイクが好きだという男性は多く、飛行機に対しても抵抗が少ないのかもしれない。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)