15歳少女がHIV陽性の彼氏の血液を注射 「愛が本物と証明するため」
交際に厳しいインドでは、親に抵抗する若者の暴挙がたびたび報道されている。
「恋は盲目」や「真実の愛」とはよく言ったものだが、度が過ぎると愛は恐ろしい物へと変化してしまうようだ。インドで今、かなり猟奇的なカップルが世間を仰天させていることを『Indiatimes』や『NEWS 18』が報じている。
■Facebookで知り合う
話題となっているのは、インド・アッサム州のスワルクチに住む15歳の少女とその彼氏。ふたりは3年前にFacebookを通じて知り合い、連絡を取り合うようになった。
当時、彼氏は同州のハジョという街に住んでおり、会える時間を見付けては、両親の目を盗みデートを重ねてきたという。
■HIVの彼氏の血を自身の体に
その後も交際は順調に進み、お互いの愛が増していったふたりは、次第に駆け落ちを計画するように。だが過去に数回試みたものの、そのたびに少女の両親によって連れ戻されてしまった。
そんなある日、彼氏が受けたHIVテストの結果が陽性であることが判明。そこで少女は「ふたりの愛が本物と証明するため」にと、注射器で彼氏の血を抜き取り、自身の体に注入する暴挙にでた。
■報道に世間はショック
少女からその事実を聞かされると両親は激怒し、法的措置の手続きを開始した。現在、少女は病院で医師や看護師たちの監視下に置かれ、彼氏はハジョ警察署に拘留されているという。
ふたりの報道を知り、ショックを受ける人々が続出。「ちゃんと考えれば、愛を証明するためのもっと良い方法があったのに」「若さと愛は恐ろしい」と悲観的な声があふれた。
■親の厳しさゆえ駆け落ち婚も
インドでは今年の6月、ナーグプル市でも15歳の少女が20歳の彼氏と駆け落ち婚をして世間を驚かせている。少女はシングルマザーの母親に交際を反対され続けていた。そこでふたりは母親に内緒でジャリパトカの寺院で結婚し、しばらく彼氏の親戚の自宅に滞在した。
その後、アパートを借り同棲を開始するも、少女を捜していた母親や親戚たちに見つかり、彼氏は未成年へのレイプと誘拐の罪で逮捕されたという。
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(文/Sirabee 編集部・桜田 ルイ)