渡邊圭祐、『チェイサーゲーム』でドラマ初主演 ゲーム業界に波紋呼んだ話題作
「読むと胃が痛くなる?」。有名ゲームを作る人々の夢と苦労と葛藤をリアルに描いた漫画の実写ドラマ。
■リアルなゲーム会社の現場の姿
原作・松山洋氏からもコメントが到着している。
松山氏:「読むと胃がキリキリと痛くなる」とゲーム業界関係者から言われ続けた本作がついに実写ドラマ化です! ドラマ化にあたって私自身も原作者として脚本家・監督と一緒に何度も打ち合わせを重ねた上で作り上げた(最適化された)脚本になったと思います。
(舞台となるゲーム会社の社名はCC社からDD『ダイナミックドリーム社』に変更されていますが、登場人物の名前はそのままです。)また本ドラマ撮影の際のゲーム会社の風景はサイバーコネクトツー東京スタジオが実際に使用されています。
なのでかなりそのまんまリアルなゲーム会社の現場の姿が映し出されていることになります。制作スタッフの皆さんと一緒に作り上げてきたドラマがついに放送です。
ゲーム業界に対するなんの予備知識が無くてもゼロから楽しめる『お仕事ドラマ』になっていると思いますのでぜひ楽しんでください。「観ると胃が痛くなるゲーム業界お仕事ドラマ」発進です!
■管理職になった若者の悪戦苦闘を
監督・脚本・プロデューサーを務める太田勇氏からもコメントが。
太田P:とにかく『生々しい』お話です。お仕事モノドラマというと、ある日突然社長になっちゃったり、社内でクーデターが起きたりと、話が大きくなりがちですが、このドラマは真逆です。
30歳のちょっと遅れて管理職になった1人の若者が、サボり癖のある年上の部下に手を焼いたり、やる気のない若手社員に悩まされたり、取引先のハラスメントに悪戦苦闘する日々を描いた話です。舞台はエンタメ業界ですが、どの職場でも似たようなことは毎日起こっていると思います。
第3話では、トランスジェンダーのインターン生の話をテーマにしていますが、実際のトランスジェンダーの方に演じて頂いています。その方に脚本監修にも入って頂き、何度も意見交換をしました。ゲーム業界のリアルに関しては松山社長と何度もミーティングをさせて頂きました。
全話通じて、リアリティのある話になっていると思います。主演の渡邊圭祐君は、以前別の現場で一緒になったのですが、キラキラとした見た目とは裏腹にとにかく普通の感覚を持っている方で、ずっと気になる存在でした。
主人公・龍也は凡人です。そんな龍也を渡邊君であれば、自分ごとに置き換えて演じてもらえると思い、オファーさせて頂きました。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)