子供2人を平等に愛せない母親の深い悩み 「息子に“望まれない子”と悟られる」
夫の希望で産んだものの、「愛せない」と思い悩むように…。
2人とも自分が産んだ子ではあるけれど、同じように愛することがどうしてもできない。夫の希望を尊重して第二子を出産した女性が、深い罪悪感に苦しんでいる。
■「子供は1人」と決めていた女性
海外で暮らす女性(39)には、夫(40)、娘(5)、そして息子(3)がいる。子供の数については「1人で十分」というのが女性の考えで、2人目を産むつもりはまったくなかった。
だが娘が誕生すると、夫から「一人っ子ではかわいそうだ」と言われるようになったため、女性はしぶしぶ経口避妊薬の服用を中止したという。
■夫の望みを叶えたが…
「絶対に妊娠しませんように…」と願っていた女性だが、ほどなくして妊娠が判明。お産はスムーズに進まず、緊急帝王切開で出産することになった。
そしてようやく息子を腕に抱いたものの、娘を出産したときのような愛情がどうしても生まれない。「この微妙な気持ちもいつかは変化する」と思いながら子育てしてきたが、今も気持ちは暗いままだそうだ。