綾瀬はるか「戦争」を聞く 被爆地・ヒロシマから戦禍のウクライナへ”祈り”
2010年から続くTBS『news23』のシリーズ企画。今年も出身地・広島を訪れた。
■2010年からの企画シリーズ
2010年から毎年『news23』の特別企画として戦争体験者の声に耳を傾けてきた綾瀬。自身も広島県出身だ。今年は、6歳のときに広島で被爆し、ウクライナなど80ヶ国以上で自らの体験を語ってきた田中稔子(としこ)さんに話を聞いた。
「生き残ったことへの負い目」が、被爆体験を語る動機になったと言う。
■ヒロシマからウクライナへ“祈り”
この夏、綾瀬は広島で1人の女性と会った。田中稔子さん。被爆者である。 田中さんはこれまで80ヶ国以上で被爆体験を語ってきた。10年前にはウクライナを訪問し、平和の尊さや核廃絶を訴えたことも。
しかし今年、田中さんが落胆する出来事が起きた。ロシアがウクライナに侵攻したのだ。綾瀬に対して田中さんは「昔と同じ戦争が目の前で繰り広げられていて普通の人が亡くなっている。非常に悲しくて悔しい」と語った。