舛添要一氏、右寄り政治家の思想に持論 「教団本部に吸い取られている」
舛添要一氏がカルト宗教と政治の繋がりについて、あいまいな立ち位置に疑問を投げかけた。
舛添要一前東京都知事が31日、自身の公式ツイッターを更新。思想に反して旧統一教会こと世界平和統一家庭連合からの支援を受ける右寄り政治家たちの考えに苦言を呈した。
■右寄り政治家の矛盾に言及
舛添氏は「韓国で発足し、教祖も韓国人である統一教会の選挙応援を平気で受ける『嫌韓派』の右寄りの政治家たち」と旧統一教会と政治家の深いつながりについて触れた。
続けて「日本人信者が献金した金は韓国の教団本部に吸い取られている」と金銭の流れについても言及。
「『嫌韓派』なら、徹底的に韓国を排除すればよいのに、票目当ての付和雷同で、政治理念などどうでもよいということなのだろう」と批判的な立場をとりながらも、旧統一教会からの支援を受け続ける矛盾に疑問を投げかけた。
■カルトに厳しい立場をとる
以前にもカルト宗教の問題にアメリカの例をだし「自治体に気軽に相談できる『カルト110番』を設置するとよい」と持論で提言している舛添氏。
自身の20日にはYouTubeチャンネルでも宗教と政治の闇について触れるなど、両者の関係性について深く切り込んでいる。