夏の暑さに伝統のオーブン料理を諦めた女性 夫に「怠惰」呼ばわりされ憤慨
冷たい物を食べて暑さを逃したい今日この頃だが、口うるさい夫がいる家庭ではそうもいかないようだ。
夏の異常な暑さの中では、簡単な料理をするのも一苦労だ。暑すぎるが故に手の込んだ料理をするのを拒み、夫に貶された女性について、『Mirror』や『DAILY STAR』などの海外メディアが報じている。
■日曜日の伝統的な食事
イギリスの子育てママたちに人気の掲示板サイト『Mumsnet』に、ある女性が憤りを投稿した。それは、「暑すぎてオーブンを使った料理を作るのを拒んだら、夫に怠惰呼ばわりされた」というものだった。
イギリスでは、毎週日曜日の昼に、しっかりとローストした肉料理を家族で食べる伝統がある。しかし女性は、ここ数日は気温が高く暑すぎるため、オーブンを使わないサラダや惣菜などの調理が簡単なものを準備しようとした。
■夫は女性を「怠惰」呼ばわり
そんな女性の姿を見て、夫はチキンを丸々一羽買ってきて調理して欲しいと主張。さらには、簡単な食事で済まそうとする女性を「怠惰」呼ばわりしたという。
また夫は、女性が部屋を涼しくするために手作りした仮のカーテンを、「暗いから」という理由で取り外してしまった。女性は掲示板に「私たちの家には小さな子供たちがいるから、家を涼しくしていたいのに」と書き込み、怒りをぶつけた。
■「彼は最低」の声
女性の投稿には100件以上のコメントが寄せられ、「最近暑すぎる。誰かが作ったとしてもオーブン料理なんて食べたくない」とやはり暑さに辟易している声もある。
また「彼は最低ね。私たちにはファーストフードがあるんだから、こんな暑い中料理はしなくてもいい」と、女性の言い分を支持する声で溢れた。
■夫への気遣いは忘れず…
すると女性は、投稿の最後に「P.S.」から始まる一文を加えた。
「さっき寝室が暑かったから、夫が寝てる間に凍らせた水のペットボトルを彼の周りに敷いて、カーテンをしたの」「つまり、私は悪女じゃない。彼をちゃんと気にしているわ」と、深刻な夫婦喧嘩ではないことをアピールしているようだ。
この暑さの中で1時間以上もオーブンに付きっきりで料理をするのは、いくら伝統的な食事をするためであろうと遠慮したい人が大多数だろう。
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(文/Sirabee 編集部・広江おと)