倉持仁医師、コロナ患者情報システムの不具合に言及 待機期間への影響に懸念も
倉持仁医師がコロナ患者の健康観察システム「ハーシス」の不具合について言及。利用者から困惑の声も…。
呼吸器専門医の倉持仁医師が26日、自身のツイッターを更新。連日発生している新型コロナウイルス感染者等情報把握・管理システム「HER-SYS(ハーシス)」の不具合による利用者への影響を案じた。
■ハーシスの不具合が発生
厚生労働省は、保健所の業務負担軽減や医療関係者間の迅速な情報伝達のためにハーシスを運営している。
新型コロナウイルスの感染者が急増しているなか、20日に同システムが一時サーバーダウンした。さらにきょう26日にも午前10時半ごろより一部でログインできない不具合が発生しており、厚労省は復旧作業を進めている。
■倉持医師「頑張れ厚労省!」
倉持医師は、20日に発生した同システムの不具合についてのネットニュースを引用し、「コロナ陽性患者さんの登録をするシステム、ハーシスがダウンしてしまっています。これは困った」とつづる。
続けて「遅れが出てさらに自宅待機が長くなってしまいます。頑張れ厚労省!」とさらなる影響についても懸念し、改めて復旧を急ぐよう求めた。
■利用者から困惑の声
ハーシスの不具合について、利用者からは「登録できなくて困っています」「我が家も4人中2人しか登録できずにパンクしてます」と困惑の声が届いている。
また現在原因については調査中とのことだが、一部のユーザーからは、「ハーシスがダウンするほど感染拡大中」「システムに感染者数が勝ってしまったんですね」などのコメントも見受けられた。
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(文/Sirabee 編集部・栗原コウジ)