あの100均アイテムが効果抜群… 清掃のプロに聞いた”目からウロコのカビ対策”

カビが気になるこの時期、薬局や100均で買えるもので簡単に掃除ができて…。

2022/07/26 04:15

カビ

7月に入って蒸し暑い日が続いている。ムシムシするこの時期、悩みの種となるのがカビだ。頑固なカビに苦労している人も多いだろう。

そんな中、薬局や100円ショップに売っているものでも、カビを簡単に除去することができて…。

【写真】100均の「アレ」で黒カビが…


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■カビが発生しやすい季節

史上最速の梅雨明けになったと思ったら、「戻り梅雨」でじめじめした天気が続いている。湿気が多いこの時期は、一気に増殖するカビに注意だ。

カビ

浴室や洗面所、キッチンなどの水回りでは少し掃除しないとあっという間に繁殖してしまう。ネット上では、「家にあまりいない生活だと、換気も管理もおろそかになるからカビが出る」「スノコ、ベットマット、小物置きになる畳がカビだらけ」「今週中に風呂場と洗濯機のカビ掃除やんなきゃ」など、カビに悩む人の声が多数見受けられる。

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■カビ発生の条件

防カビ

特に、常に湿気がある浴室は発生しやすいが、清掃会社・株式会社クリーンタイムスの鈴木康弘さんはカビが出るのには条件があると指摘する。

「25度くらいの温度と高い湿度、シャンプーや皮脂の汚れが残っていると繁殖しやすくなります。日々の細かな掃除と換気を心がけましょう。お風呂上がりに冷水で全体を流して、その後水気を除去することが大切です。予防として、『ルックプラスの防カビくん煙剤』を2~3ヶ月に1回使うとカビの菌が繁殖しにくくなります。また、シャンプーの容器の下に生えがちなので、S字型のフックで吊り上げて容器を下に置かないようにするといいでしょう」(鈴木さん)。

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■簡単に落とす方法が…

前出の鈴木さんによると、カビは生えている場所によって取れやすさが異なるという。

「お風呂の床の表面等についているものであれば中性洗剤でも落ちますが、ゴムのパッキンやコーティング部分に生えてしまうと浸透して取りにくいんです。カビキラーやハイターだと奥に浸透しないため、薬局等に売っている『カビトルデスPRO』を使うといいでしょう。これはジェル状になっていて粘着性があるので、カビが落ちやすくなるんです。また、水で薄めた塩素系の洗剤に100均で買えるキッチンペーパーを浸し、カビの生えた部分に乗せて1~2時間放置してこすれば簡単に落ちますよ」(前出・鈴木さん)。


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■「クエン酸を水に溶かす」

暑くなってきて、水筒を使おうと棚から出す人も多いだろう。ただ、久しぶりに出すと、水筒の中に黒カビが付着していることがある。ビル清掃を手がける株式会社ビルスキルの久保田敏明さんは、100均で買えるもので落とすことができると話す。

クエン酸

「キッチンハイターを使うご家庭も多いと思いますが、クエン酸がおすすめです。クエン酸を500ミリリットルの水に大さじ1杯溶かし、パッキンや口の部分を1時間ほど消毒していただくと黒カビを除去できて、再発防止にもつながります」(久保田さん)。

100均や薬局で手に入るもので、カビは簡単に落とすことができる。カビ対策、一日でも早く取りかかりたい。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/株式会社ビルスキル・久保田 敏明さん 株式会社クリーンタイムス鈴木 康弘さん

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