女子プロサッカー選手・仲田歩夢らが出演 綾野剛主演『オールドルーキー』
『オールドルーキー』第4話にもアスリートゲストが出演。さらにサプライズゲストとして“とある元アスリート”も登場する。
■「私自身とても縁を感じた」
第4話のアスリートゲスト、中田からコメントが届いている。
仲田:ドラマ出演のお話をいただいたときは、なにかの間違いだと思いました! とにかく驚きました! サッカー選手のセカンドキャリアを描いている内容だったり、新町選手の背番号が私と同じ13番だったりと、私自身とても縁を感じたのでお話を受けさせていただきたいと思いました。
第1話からドラマを拝見させてもらって、私たちアスリートとリンクする部分は多くあると思いました。実際に私も引退後のビジョン、自分の将来について考えるようになったのはここ何年かです。
もちろん、サッカーを生活の中心に置きつつ、サッカーだけをしている生活では自分の今後のキャリアに繋がらないな、とも思っています。
このドラマをきっかけに何かを感じたアスリートも少なくないと思いますし、アスリートではない視聴者の皆さまにもプロ選手がプロ選手であり続ける厳しさを知ってもらうきっかけになったと思います!
このような題材のドラマに関わることができたことをうれしく思います! ドラマの撮影はいままで経験したことがなかったのでとても緊張しましたが、楽しく貴重な時間でした。
それも、出演者やスタッフの皆さまが優しくフォローしてくださったおかげです。私自身も放送をとても楽しみにしています!
■「目の前のことに打ち込む人に勇気を」
同じく第4話に出演する大場からもコメントが。
大場:このようなドラマでクライミングを取り上げていただけて、それだけクライミングがスポーツとして広く認知されているのだと感じとてもうれしく思いました。
クライミングはまだまだ新しいスポーツで、セカンドキャリアをどう歩むかイメージできている人はとても少ないと思います。クライミング選手を目指す子供たちが増えている中、現役を引退した私自身、明確に道を示してあげることはできずにいます。
スポーツ選手のかっこよさを描く物語はたくさんありますが、アスリートとして生きる葛藤や引退後の人生、スポーツマネージメントを描く物語はなかなかないと思います。主人公・新町の生きる姿が、これからアスリートたちが自らの人生を考えるときの手助けになってくれると期待しています。
また、スポーツに打ち込んできたアスリートに限らず、まっさらな状態から何か新しいことを始める人や、ひたすら目の前のことに打ち込む人に勇気をくれるドラマだと感じました。
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(文/Sirabee 編集部・ホンマみつる)