釣り仲間を殺害した男が謎の理由を供述 「ビッグフットを召喚されたから」
友人が自分を殺すためにUMAを召喚した? 殺人容疑で逮捕された釣り人の供述が、意味不明だと話題に。
アメリカ・オクラホマ州で釣りをしていた男は、自分にかけられた殺人容疑を「ビッグフットのせい」だと主張している。『Daily Beast』『News Observer』などの海外メディアが報じた。
■釣りの最中に友人を殺害
オクラホマ州ポントトク郡のサウスカナディアン川で、ナマズの手釣りをしていたラリー・サンダース(53)。彼は一緒にいた友人のジミー・ナイテンさんを殺害した容疑で、このたび逮捕された。
サンダースは殺害した理由について、なんと「ビッグフットがそうさせた」と警察に説明している。
■UMAを召喚された?
「ビッグフット」とは、いわゆるUMA(未確認生物)の一種で、アメリカ先住民からは「サスカッチ」などとも呼ばれている。サンダースは「ナイテンが私を殺すためにビッグフットを召喚したので、彼を殺さなければいけなかった」と供述しているという。
保安官は、サンダースがナイテンさんを殴り、首をしめて溺死させたと告白した時、「サンダースは何かの影響下にあるように見えた」と語った。
■友人の遺体は見つからず…
殺害されたナイテンさんの遺体は川底にあるものと見られ、いまだに見つかっていない。警察はサンダースの供述から見つかるものと踏んでいたが、実際には川の流れによって捜索は難航しているという。
なお、警察はサンダースの身柄を拘束しており、ナイテンさんの遺体が発見された場合にのみ、彼を殺人罪で起訴すると述べた。
■死刑を求刑される可能性も
地元の保安官であるジョン・クリスチャンさんは、サンダースが事件で有罪とされた場合、検察官は死刑を要求する可能性が高いと述べている。
本当に「ビッグフット」が事件に関与していたかは定かではないが、ソーシャルネット上では懐疑的なコメントが大多数を占めているようだ。
・合わせて読みたい→愛想よく口上手な男が高齢女性32人に近づき… 強盗と性的暴行目的で絞殺し逮捕
(文/Sirabee 編集部・びやじま)