行方不明の工場職員が粉砕機に巻き込まれ死亡 血痕のDNA鑑定で判明
粉砕機に巻き込まれ…。男性が家族のもとに帰ることはできなかった。
工場で勤務中だった若い男性が姿を消し、父親を含む同僚が必死に探すはめに。しかしあまりにも悲惨な事実が明らかになったことを、『CBS News』『People』などアメリカのメディアが伝えている。
■姿を消した工場職員
アメリカ・サウスカロライナ州グリアで暮らしていたダンカン・ゴードンさん(20)は多くの兄と妹に囲まれて育ち、ボーリングなどを楽しむ活発で明るい青年に成長した。
2020年には高校を無事に卒業し、その後は父も勤務するリサイクル工場で働くように。今年5月5日にもいつものように出勤したが、いきなり姿を消し関係者たちを困惑させた。
■血痕・骨などを発見
どこを探してもダンカンさんが見つからなかったため、関係者が通報。警察は速やかに捜索を始め、工場の内部を4度にわたり入念にチェックした。
そんななか、当局は乾燥した血液を発見。プラスチック粉砕機からは人間の脂肪、皮膚、小さく砕けた骨のような物も見つかった。この経緯を調べた当局は、ダンカンさんがプラスチック粉砕機に落ちて巻き込まれた可能性を考え、さらに捜査を進めた。