太田光、物価高を受けデフレ脱却に異論 「安く良い物を売ろうっていう…」
相次ぐ値上げラッシュによる物価高を受け、太田光が日銀総裁やデフレ脱却に異論を唱え…。
■飼料費高騰に苦しむ業者
その後の対談では、社長が日本の食料自給率低下を指摘。輸入に頼りすぎているために円安・ウクライナ情勢といった影響を受けやすく、現在の物価高につながっていると指摘する。
さらに社長は、こうした影響で飼料が値上がりし、取引先の農業・畜産業者が苦しんでいることを明かす。続けて、こうした業者が「続けていきやすい」環境の整備を政治に求めると、太田は「日本人って、そういう危機のときには必ず工夫してクリアする」と持論を語り始めた。
■政府の“デフレ脱却”に…
「社長がまさにいい例で、それで値段を抑えてんだから」と事業者の苦労を口にした太田は、ここで「それで『デフレ脱却』って簡単に言われても、『安く良い物を売ろう』っていうのは日本人の本来の気質じゃない? ってことだよね」と指摘。
政府がここ10年目標に掲げている“デフレ脱却”そのものを疑問視すると、「そこが日本人のいいところなんだよっていうことを、ちょっと思いますよね」と語ったのだった。選挙後、こうした思いが政治に届くことはあるのだろうか。
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(文/Sirabee 編集部・玉山諒太)