安倍元首相銃撃で為替相場は急激な円高に 「理解できない」との声も
安倍晋三元首相の銃撃事件はドル円にも影響?ネットではさまざまな声が広がる。
安倍晋三元首相が、参院選で応援に訪れていた奈良県で銃撃され負傷。心肺停止状態になっていると報じられ、動揺が広がっている。
■為替相場にも影響か
安倍元首相の事件は為替相場にも影響しているのではないか、との声も。実際、午前中に136円台前半で推移していたドル円相場は、襲撃報道の直後、135円台前半まで、1円程度の円高に。
対ユーロ、スイスフラン、英ポンド、カナダドルなど、主要通貨とのレートもほぼ全て大きく円高方向に推移している。
ネット上では「それだけ安倍さんの存在に影響力があるんだな」、「なんでこういう事態でドル円って落ちるの?」、「理解できない…」など、さまざまなコメントが見受けられた。
■過去にはケネディ・ショックも
なお、株式市場については、東京証券取引所では午前の終値2万6,869円82銭から200円以上下げて後場が始まったものの、13時時点では、前日終値よりはプラスで推移している。
また、SNSでは1963年10月に米国で起きた「ケネディ大統領暗殺事件」を思い出す人も続出。それに伴う「ケネディ・ショック」と呼ばれたニューヨーク・ダウの暴落と日本の株式市場の混乱もあったことから、金融業界にも波紋が拡がっているようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男)