安倍元首相銃撃で為替相場は急激な円高に 「理解できない」との声も

安倍晋三元首相の銃撃事件はドル円にも影響?ネットではさまざまな声が広がる。

2022/07/08 12:55

安倍晋三

安倍晋三元首相が、参院選で応援に訪れていた奈良県で銃撃され負傷。心肺停止状態になっていると報じられ、動揺が広がっている。


関連記事:スーパーマーケットに凶器を持ち込んだ男を強盗が脅迫 予想外の展開にSNSざわつく

■為替相場にも影響か

安倍元首相の事件は為替相場にも影響しているのではないか、との声も。実際、午前中に136円台前半で推移していたドル円相場は、襲撃報道の直後、135円台前半まで、1円程度の円高に。

対ユーロ、スイスフラン、英ポンド、カナダドルなど、主要通貨とのレートもほぼ全て大きく円高方向に推移している。

ネット上では「それだけ安倍さんの存在に影響力があるんだな」、「なんでこういう事態でドル円って落ちるの?」、「理解できない…」など、さまざまなコメントが見受けられた。

関連記事:67歳男性が精力増強剤に154万円の浪費 老後の貯蓄を削るも詐欺と判明

■過去にはケネディ・ショックも

なお、株式市場については、東京証券取引所では午前の終値2万6,869円82銭から200円以上下げて後場が始まったものの、13時時点では、前日終値よりはプラスで推移している。

また、SNSでは1963年10月に米国で起きた「ケネディ大統領暗殺事件」を思い出す人も続出。それに伴う「ケネディ・ショック」と呼ばれたニューヨーク・ダウの暴落と日本の株式市場の混乱もあったことから、金融業界にも波紋が拡がっているようだ。

・合わせて読みたい→スーパーマーケットに凶器を持ち込んだ男を強盗が脅迫 予想外の展開にSNSざわつく

(取材・文/Sirabee 編集部・熊田熊男

【Amazonセール情報】ココからチェック!