佐久間宣行氏プロデュースのプロジェクトが始動 女性アイドルの困難を考察
でんぱ組.incからBiSHへ。女性アイドルの成功の難しさを考察する。
元テレビ東京プロデューサーで現在はフリーとなった佐久間宣行氏が、女性アイドルのプロデュース動画をYouTubeに投稿した。女性アイドル界の困難に取り組む佐久間Pのドキュメンタリーを考察したい。
■佐久間Pのアイドルプロデュース
佐久間Pが女性アイドルグループ育成のドキュメンタリー動画をYouTubeにアップし始めた。もともとは、テレビ東京で放送されていた『青春高校3年C組』(テレビ東京系)という番組を背景とするもの。
同番組は、秋元康プロデューサーと当時テレ東の佐久間Pがタッグを組み、生放送で一般学生を募集してクラスを構成するというコンセプトの夕方の帯番組。女子生徒は、アイドル性が高いメンバーも集まり、次第にアイドルプロジェクトの基本構成となった。
今回の企画は、『青春高校3年C組女子アイドル部』のうちの5人、日比野芽奈、大曲李佳、前川歌音、齋藤有紗、西村瑠香の申し出によるもの。
■佐久間Pドキュメンタリー
『NOBROCKドキュメント』と題されたこのチャンネル動画の特徴は、その名の通り「そのまま」をドキュメンタリーとして映していること。また、佐久間Pが彼女らをどのようにプロデュースすればいいか思い悩むというドキュメンタリーだ。
彼女らに厳しい言葉を投げかける佐久間P。プロデュースをしたいと思わせる何かを見せてほしいと彼女らに望む。
『ASAYAN』(テレビ東京系)のモーニング娘。 からNiziUにわたる厳しいアイドル物語のドキュメンタリーのようでもあり、またシンプルに、佐久間P側の苦悶のリアルドキュメンタリーともいえる。