今すぐ食べたいのに…　アイスを食べる際のあるあるに約6割の人が共感

すっかり暑くなり、アイスが恋しい季節になってきた。火照った身体でアイスを口に入れる瞬間はまさに至福のひとときだが、そんな幸福感をドン底に突き落とされた経験がある人もいるのではないだろうか…。

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■アイスが固くて歯が立たない

Sirabee編集部が全国の10代〜60代の男女1,558名を対象に実施した調査では、全体で64.7％の人が「アイスを食べる際にプラスチックや木製のスプーンが折れてしまった経験がある」と回答した。

なお男性は69.5％、女性は60.1％という結果に。男性の方が多いのは、スプーンを握る力の差だろうか。

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■溶けるのを待ちきれず…

編集部が話を聞いた20代の女性は、「私はスプーンを出すのが面倒で、買うときにもらったスプーンをアイスと一緒にしまっておいて、それで食べるのですが、溶けるのを待ちきれずにゴリゴリやって折ってしまうと、結局スプーンを出してくることになるんです（笑）」と、懲りずに繰り返しているという失敗談を語ってくれた。

夏になるとコンビニでアイスを買って、そのまま車の中で食べることがあるという40代の男性は、「カチカチの状態で食べてスプーンを折ってしまい、もう1本貰いに行ったことがあって、それからは車のダッシュボードで少し溶かしてから食べるようにしています」と、急いで頑張らずに溶かしてから食べるようにしているという。

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■濃厚なアイスほどカチカチに

ハーゲンダッツ公式ホームページでは「純粋な水は0℃でかたまり、氷になりますが、アイスクリームには糖分が多く含まれますので－18℃でかたくなり安定します」と説明。

また硬すぎてスプーンが入らない理由について「含まれる空気の量が少なく、その分密度が高いから」としつつ、「常温で数分お待ちください。カップの外側を押して、少しへこむくらいになったら食べ頃です」と解説していた。

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■美味しく食べるなら熱伝導スプーン

常温での数分が待ちきれないという人には、熱伝導率の高いアイス用スプーンもオススメだ。手の温度がスプーンに伝わってアイスが溶け、固いアイスでもすくいやすくなるというもので、100円ショップなどでも販売されている。

これを使うと、日本アイスクリーム協会が推奨する食べごろ温度の“－8℃～－14℃”というまだ少し固めの状態でもアイスをすくえることから、溶けるのを待たずに、しかも美味しい状態で食べられると好評のようだ。

ちなみに、“レンジで温めると早く食べられる”という話を聞いたことがあるが、パッケージがレンジ対応ではないものもあり危険なため、ハーゲンダッツ公式HPではレンジ使用を控えるよう呼びかけている。