田原総一朗氏、『シン・ウルトラマン』を評価 「日本の安全保障を真っ向から描く」
1984年版の『ゴジラ』にスタッフとして携わった田原総一朗氏が、『シン・ウルトラマン』を評価した。
ジャーナリストの田原総一朗氏が、28日に自身のnoteを更新。公開中の映画『シン・ウルトラマン』を「日本の安全保障を真っ向から描く問題作だ」と称した。
■鑑賞後の感想を公開
20日更新のツイッターで、ジャーナリストの瀬尾傑氏・津田大介氏と共に『シン・ウルトラマン』を鑑賞したと明かしている田原氏。ツイッターには「日本の安全保障を真っ向から捉えた映画で大変面白かった」と投稿していたが、この日はnoteに詳細な感想をつづった。
事前の予想では、「観る前まで、僕は『シン・ウルトラマン』を、わかりやすく楽しめる大娯楽作品だろうと予想していた」という。
■予想を越えた作品
だが続けては、「ところが、である。ストーリーが進んでいくに従って、僕の予想は完全に覆された」と、期待を越えてきたことをにじませる。
さらに、次々と現れる巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」に対し、劇中の日本政府が「禍威獣特設対策室専従班」なる組織を立ち上げる設定に触れ、日本の安全保障を考えさせられたというシーンを挙げていく。