ペット施設を脱走し1時間半かけ帰宅した犬 飼い主不在でしょんぼり中に保護
飼い主が自宅にいないことも知らず、犬は施設から脱走した。
いきなり飼い主と離れ離れになり、戸惑った犬。そこで無茶な方法で逃走し、長い距離をひたすら歩き戻っていたことを、『Metro』など海外のメディアが伝えている。
■犬を預けて旅行に
アメリカ・カンザス州で暮らすカップルが、ラスベガスへの旅に出かけることにした。そこで愛犬のデクスターを、ペットを預かってくれる施設に任せることに。帰ってくるまでの5日間、そこで元気に待っているだろうとカップルは信じ、心配はしていなかった。
しかしあるとき、自宅に設置してあるスマートドアベルの警報が鳴ったためカップルは驚いた。自宅前の映像をラスベガスから確認したところ、玄関前に確かに“何か”が映っていたからだ。
■「うちの犬」と気づいた飼い主
スマートドアベルの映像をじっくり確認してみたところ、映っていたのは不審者ではなくデクスターだった。施設の高いフェンスを必死に乗り越え、脱走。3キロ以上もひたすら歩いて家にたどり着き、カップルがいると信じてクンクンと吠えていたというのだ。
番犬としても大変優秀なデクスターは、少々ホームシックになっていたようで、1時間半ほどかけて自宅まで歩いたとみられている。