ヤクルト1000だけじゃない「快眠法」 寝る前にやりがちな”アレ”がNGだった

ヤクルト1000ブームで「睡眠」に注目が集まっている。専門家に快眠の秘訣を聞いてみると…。

2022/06/23 05:00

Yakult1000

「グッスリ眠れた」「目覚めが快適になった」──。「睡眠効果」があることで、ヤクルト1000が入手困難になるブームを巻き起こしている。

それだけ、日頃十分な睡眠が取れていない人が多いのだろう。専門家に「快眠法」を聞いてみると…。

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■ヤクルト1oooは売り切れ

話題のヤクルト1000は、1ミリリットルあたり10億個の乳酸菌 シロタ株が含まれる機能性表示食品。一時的な精神的ストレスがかかる状況下でのストレス緩和と睡眠の質向上機能がある。

会社や学校、人間関係など、さまざまなストレスがかかる中、飲むだけでよく眠れるという手軽さが多くの人の心を掴んだのだろう。だが、同商品はいまや売り切れが続き、入手困難になってしまった。ほかにぐっすり眠れる方法はないのだろうか…。

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■「浅い睡眠の人が多い」

自律神経にアプローチする治療法で頭痛患者を救ってきた実績のある頭痛セラピー協会の日比大介さんは、「質のいい」睡眠を取ることが大切だと指摘する。

「睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠があります。眠り始めはレム睡眠で瞼の下で目がまばたきしている仮眠状態で、3時間ほど経つと目が動かず話しかけられても起きないノンレム睡眠になります。ただ、残念ながら浅い睡眠状態で寝ている人が多いです」(日比さん)。

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■頭も体も疲れさせる

前出の日比さんは、深く眠るためには疲れることが大切だと話す。

「体が疲れるようにするんです。仕事後はパソコンで作業をして頭が疲れて興奮状態になっているので、帰りにジムに寄ったり、ヨガをやるなど、定期的に運動をするのがいいでしょう。ただ、寝る直前に筋トレをするのはよくありません。自律神経の作用によって、仕事や勉強、運動などで集中する緊張状態のときには、睡眠はオフになり目がさえてしまうんです。もともと人間も動物ですから、緊張状態のときは寝てはいけないと思って胃腸の動きを抑え、筋肉を硬直させて戦う状態になります」(前出・日比さん)。


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■NGな習慣とは…

とはいえ、運動はちょっと…という人もいるだろう。「あの習慣」をやめるだけでも睡眠の質が改善する可能性が。

「寝る前にスマホをいじったり、You Tubeで動画を見るのを控えましょう。仕事や学校のことを考えたり、刺激の強い動画を見るといろいろなことを気にしながら眠るため、何かに追われる感覚になってしまいます。布団に入ったら余計なことは考えず、『今日もいい1日だった』と思って眠るようにしたほうがいいでしょう」(前出・日比さん)。

案外ちょっとしたことを変えるだけでも、「快眠」につながるかもしれない。

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(取材・文/Sirabee 編集部・斎藤聡人 取材協力/頭痛セラピー協会代表・日比大介さん

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