ひろゆき氏、乙武氏の当選“難しい”と見つつも支持呼びかけ 「利権に…」

ひろゆき氏と参院選出馬表明中の乙武氏が対談を実現。鋭い視点を次々に明かし…。

ひろゆき氏

「2ちゃんねる」創設者のひろゆきこと実業家の西村博之氏が19日、参院選立候補を表明している作家・乙武洋匡氏のキックオフイベントに出席。乙武氏の現状について本人を目の前に「今回かなり難しい(状況)と言われている」と言及した。


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■保険適用で「産婦人科が潰れる」?

少子高齢化が進む日本。乙武氏は最大年間100万円の支援を行う「子供ベーシックインカム」導入など、出産、子育て、教育をバックアップする制度改革を提唱している。

対談でひろゆき氏は、出産にかかる費用について「最初に持ち出しのお金が足りない問題がある。出産費用を保険適用したほうがいいのでは」と質問。

乙武氏は「色々調べたが、保険化することで潰れる産婦人科が増えると聞いた。この問題はもう少し詰めて(提案して)いきたいと思う」と返し、今後改めて分析を進めていくと明言した。

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■医療行政の「歪み」を指摘

ひろゆき氏と乙武洋匡氏

続いてひろゆき氏は、欧米の例を挙げ「フランスでは出産の9割くらいが無痛分娩で、保険が下りるのでタダ。しかし、なぜ日本が無痛分娩がタダにならないのか」と問題提起。

「個人の産婦人科病院は麻酔科医がいないので、そもそも麻酔が打てない状況が背景にある。そんな医者側の問題があるのに、『麻酔を打たないで生まれた子供の方が快調に産まれる』的な風潮があり、それに影響され無痛分娩を選ばない妊婦が多いのでは」と自論を展開した。

その上で出産を保険化できない理由として、「保険適用させると、施設が優れていて麻酔科もついていて、何か起きたらちゃんと体制のある病院でみんな産みたくなっちゃうじゃないですか。費用が一緒ですから」と説明し、乙武氏が話していた“個人の産婦人科が潰れる”理由を推察。

乙武氏も「なるほど! ちょっとそれについてまた教えてください」と高い関心を寄せていた。

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■下ネタでイジる一幕も…